「やったことないけど、やってみます」から始まった。

今日はクロス(壁紙)の張り替え作業日。

ふとした拍子に、会社を立ち上げた当時のことを思い出しました。

今回は、そんな“はじまり”の話を少しだけ。

創業当初、主な仕事は賃貸物件の仲介業務とハウスクリーニング業。
クロスの張り替えなんて、「専門業者に任せるもの」だと思っていました。

ところがある日、お客様に聞かれたんです。
「クロス、張り替えられますか?」

とっさに出た返事は──
「……ちょっと、やってみます」
(出ました、“とりあえずやってみる精神”)

そこからは、試行錯誤の連続。

寸法を測っても間違える、クロスは持ち上げただけで破れる。
それでも当時は、材料費も今ほど高くなかったので、失敗しても
「まぁ、勉強代ってことで」と笑って済ませられました。

でも今は違います。
材料費はどんどん高騰し、ミスは痛手に。
だからこそ、準備も技術も手を抜けません。でも「やってみる」の姿勢だけは、今も変わりません。

「床の傷、補修できますか?」
「照明器具の交換ってお願いできます?」

「水回りの修理は?」

そんな風に声をかけられるたびに、調べて挑戦。
気づけば、リペアや簡単な設備交換もこなせるようになっていました。

そして、ある日──
「電気設備の修理もやってみたい」と思い立ちます。
ただ、ここには“資格”という壁が。

でも、また調べて勉強して電気工事士の資格も取得。
(人生、ほんと何が起きるかわかりませんね)

振り返ると、どのスタートにも「完璧な準備」なんてありませんでした。
「できないけど、やってみようかな」
その小さな一歩の積み重ねが、今の自分をつくってくれたのだと思います。

これからも、断らず、諦めず、笑いながら挑戦を続けていきます。

……あ、クロスはもう破きませんので、ご安心を

そして今、できることはずいぶん増えました。
仕事内容も大きく広がってきています。

次回は、「仕事が変わった、あの日の選択」についてお届けします。

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