建物の定期点検をしていると、ふと目に止まるのが、アスファルトの隙間から顔を出す雑草。
硬くて重たいはずのアスファルトを、あんな細くてやわらかそうな草が突き破って生えてくるなんて、不思議です。
見た目はよくないので、できるだけ取るようにしていますが、
それでもしぶとく生えてくるその姿に、「すごいなぁ」と思わずにはいられません。
重たいものに押さえつけられても、あきらめずに上を目指す。
そんな生き方を、雑草は自然とやってのけてる。
似たようなことを、別の場所でもよく見かけます。
雨水管やエアコンの排水ホースから落ちる、ポタポタという水滴。
ただの水でも、毎日同じ場所に落ち続けると、コンクリートやアスファルトが少しずつ削られていくんです。
時間はかかるけど、ちゃんと変化が起きている。
ふと思い出した、ある有名な方の言葉があります。
「持てる時間をすべて使って一点に集中してジワーッと押す。力を分散させず上に結集させる。やがていいことが転がり込んでくる。」
一気に変えようとしなくていい。
派手じゃなくてもいい。すぐに結果が出なくてもいい。
雑草のように、じわじわと、一歩一歩上へ。